Blassreiter Blassreiter

第7話

憎悪の果てに

脚本:小林靖子 / 絵コンテ:日高政光 / 演出:長岡義孝
作画監督:小林利光

あこがれていたゲルトの一件で落ち込むマレク。
さらにいじめグルーブの中のヨハンが、実は彼もいじめられて嫌々いじめに加わっていたことが解ったが、それを知ったときには全てが手遅れだった。 世の中への絶望感が決定的となっていくマレク。
そんな少年を気遣いジョセフは街から離れずにいたが、街の監視カメラに変身を解く現場が写され、XATに素顔を知られてしまう。 ジョセフへの追手が迫る中、またしてもベアトリスが暗躍していく。

第6話

悪魔を憐れむ歌

脚本:小林靖子 / 絵コンテ:飯田馬ノ介/ 演出:信田ユウ
作画監督:恩田尚之

ヘルマンたちの前から走り去ったゲルトは、自分がもう怪物だという絶望と、悪夢にさいなまれていた。
幻覚に惑い建設現場を破壊するゲルトの前に、回復したジョセフが現れる。戦おうとするゲルトに対して、心を保っていられるなら、消す必要はないと告げるジョセフ。
一方ヘルマンは、ゲルトがマレクの書いたファンレターを目にして正気に戻ったことから、マレクならゲルトを止められると考え、マレクを連れ出す。

第5話

疎まれし者

脚本:小林靖子 / 絵コンテ:佐野隆史 / 演出:長岡義孝
作画監督:羽田浩二

悪夢にうなされたジョセフが目を覚ましたのは、マレクが隠れ家とする破棄倉庫だった。マレクの手当と世話でジョセフが回復しつつある中、ゲルトが生きていたというニュースが流される。
ゲルトは復讐のため、悪い奴らを倒すため帰ってきたと言うマレク。
その心には自分へのいじめに対する怨念が渦巻いていた。
XATに保護されたジルだったが、彼女もまた融合体に変身。
人としての尊厳を失い醜い姿となって暴れる彼女の前に、ゲルトが姿を現した。

第4話

包囲網

脚本:小林靖子 / 絵コンテ:小林孝志
演出:小林孝志・遠藤広隆 作画監督:安彦英二

ブラスレイター捜索のため帰宅できないアマンダは、弟マレクを心配しつつもその悩みに気づかない。
異民で親のいないマレクは、学校でひどいいじめに合っていたのだ。
街を封鎖され動きの取れないジョセフだが、新たな融合体2体が現れたことを知り、発見される危険も顧みず変身して現場に急行する。みごと融合体を倒したジョセフだったが、XAT隊員アルの狙撃を受けてしまう。
重傷を負ったジョセフがたどり着いた先には…。

第3話

感染拡大

脚本:小林靖子 / 絵コンテ:板野一郎 / 演出:遠藤広隆
作画監督:飯島弘也

悪夢と幻覚に支配されてしまったゲルトは、バイクもろとも崖下に落下し爆発、その生死は不明となった。
一転してゲルトもしょせん化け物だったと酷評が流される中、アマンダの弟マレクは、あこがれのゲルトを信じようと心を痛めていた。一方アマンダは、ゲルトの周囲で目撃されたジョセフと、ゲルトと戦ったブラスレイターの関係を疑い、独自に調査を開始する。その頃、新たな犠牲者の容態が急変、融合体へ変化の兆候が現れていた。

第2話

栄誉の対価

脚本:小林靖子 / 絵コンテ:佐野隆史 / 演出:佐野隆史
作画監督:小林利光

ゲルトを監視するためXATからヘルマンと同僚の女性隊員アマンダが派遣される。自分は人間であり、化け物の融合体とは違うというゲルトを信じようとするヘルマン。またマスコミを含め大衆も、人間のために戦うゲルトを英雄視していく。
かつての栄光を取り戻したかのようなゲルトだったが、変身した日から悪夢にうなされ、幻覚に襲われるようになっていた。
心の平安を求め、ゲルトは分かれた恋人ジルの元へと向かう。

第1話

絶望の始まり

脚本:小林靖子 / 絵コンテ:板野一郎 / 演出:板野一郎
作画監督:恩田尚之

常勝無敗を誇るバイクレースのヒーロー、ゲルト。
彼が活躍するレースの最中、突如デモニアック(悪魔)がサーキットに乱入し、レース場は大パニック。
ゲルトはこの事件をきっかけにレースが出来ない身体となってしまう。
しかし、そんな失意のゲルトに語りかける1人の女性の姿があった…。